HARA KENSUKE

箱根駅伝とヴェイパーフライ④

 

前回の続きです。

 

ズバリ!
ヴェイパーフライネクストパーセントはどのようなランナーに適しているのか。

そのヒントは前回ボクが問いを投げかけた通り、
“トップ選手と市民ランナーの違い”
“トップ選手でも男子と女子の違い”
この辺りにあると思います。

 

トップ選手と市民ランナーの違い。

 

答えは単純。

 

違うのは、スピードです。

 

彼らはハーフマラソンの距離を1キロ3分、速い選手は3分を切るペースで走ります。
(ちなみに大迫選手の持つマラソン日本最高記録2.05.50はペース2.58/km

 

そのペースで行くという事はどういう事か。

 

箱根駅伝などを観ていて分かったと思いますが、
着地の時に膝から下を前に投げ出し、踵からガッツリ入る選手なんて1人もいないって事です。

 

速く走るということはそういう事なんです。

 

ボクがランナーを見てきた、また自分もかつては3分切って走った事がある(もちろん短い距離ね)経験からすると、
1キロ3分チョイの走りを踵着地でやると、長く続かない、或いはそのうち壊れます。

 

これまで携わってきた大学のチームでも、
トップチームの選手は当然の如く効率的な前足部での着地をして走っていますが、
5,000mを15分オーバーで走る下部のグループの選手には、踵着地も数多くいました。

 

市民ランナーからしたら5,000mを15分台で走るだけで凄いんだけど、
箱根駅伝のメンバー入りを目指すには1分は遅いわけですからね。

 

キロ3で走り続けるには、地面に体重を掛け、そして地面からの反発をもらわなくてはなりません。

 

物理的に、地面の反力を如何にもらえるかに掛かっていると言えます。

 

なんとなく答えが見えて来たでしょ?

 

女子選手は何故あまり履いていないのか。

 

そう。
体重が軽過ぎる、脚筋力が強くない、
ピッチ走法、踵寄り着地でも走れる女子選手には、ヴェイパーの有効性を実感としてそれほど感じられないのだと思います。

 

その点、男子選手は自分の身長くらいからそれ以上のストライド幅で、地面をバスンバスンと踏んで走る選手が殆どなので、

ヴェイパーの爪先上がりの形状と、クッション性と、カーボンの反発がアドバンテージとなり、体感としても楽に進むなーと感じられるのでしょう。

 

もちろん女子選手にも例外はいますよ。
ストライドの大きいダイナミックな走りの選手、
筋力トレーニングを積極的に取り入れていて、しっかりと踏み込んで走る選手であれば。

 

逆に言えば、男子でも体重が50キロを切るような軽さでチョコチョコピッチ走りの選手だとしたら、ヴェイパーの良さはあまり感じられないかもです。

 

以上のような理由からヴェイパーが主に男子選手に受け入れらやすいのだと思います。

 

186cmの高身長で大きな走りだった
元日本記録保持者高岡寿成さん(2:06:16 2002年)や、
積極的にウェイトトレーニングにも取り組み、150cm と小さいながらも弾むようなダイナミックな走りだった日本記録保持者の野口みずきさん(2:19:12 2005年)の全盛期にヴェイパーがあったら更に凄かっただろうなぁと想像せずにはいられません。

 

書いてたら長くなっちゃったので、続きは次回にしよっと。

 

続きは⑤で

箱根駅伝とヴェイパーフライ③

 

今や長距離マラソンのトップ選手達の定番シューズとなっているヴェイパーフライネクストパー

 

今回は皆さんの最大の関心事、
選手はいいとして、果たして市民ランナーにはどうなの?
どんな走りのランナーに適しているの?
速く走れる代わりにその代償って無いの?
マラソンでの“ヴェイパー失速”て聞いた事あるけど、どうなの?
等について書いていきたいと思います。

 

テレビなどで駅伝やマラソンを観ていて疑問に思っていた人も多いのではないでしょうか。

 

あれ?男子選手はほとんど履いているけど、それに比べて女子選手はヴェイパー率低いなぁって。

 

ナイキからフルサポートを受けている大学女子駅伝で優勝した名城大学は全員ヴェイパーだったようですが、実業団も含めて駅伝でもMGCなんかでもヴェイパー女子は少なめで、
世界でもまだ女子はヴェイパーが独占とはなっていない感じです。

 

男子が圧倒的に多い。
何故だか分かりますか?

 

ここにヴェイパーフライネクストパーの有効性のヒントがあります。

 

“市民ランナーとトップ選手との違い”
って何でしょう。

 

ここにもヒントがあります。

 

あ、せっかくなので、皆さんの意見を聞いてみましょうか。

 

FacebookとInstagramにリンクしていますのでコメントください。

 

続きの話は、コメント欄の盛り上がり具合で決めよっと。

 

受け身では無く、考える事が大事。

 

箱根駅伝とヴェイパーフライ②

 

さて、
NIKEヴェイパーフライネクストパーセントですが、
何が凄いかを紐解くには、まず履いている選手達の感想を聞いてみるのがいいと思います。

 

ボクのところに治療に来るヴェイパーを履いて走っていると言う選手や市民ランナー30人くらいには聞いたでしょうか。

 

で、実際に話を聞いてみると、

選手って感覚で走っている事が多いので、まあ回答も感覚的。

 

・なんだか進むんです。
・ラップが感覚より数秒速くなるんです。
・とにかく楽に走れます。
・ダメージが来ないです。
・ふくらはぎが疲れなくなりました。
・ダメージが無いので故障が減った気がします。

そして、
・ベスト大幅に更新出来ました。

 

こんな感じ。

 

総合するとヴェイパーの効果は大きく2つあって、
ひとつは『楽に速く走れる』こと。
そしてもう一つは『ダメージが少ない』と言うこと。

 

こんな夢のようなシューズって有ります?

 

有るんです。
それがヴェイパーフライネクストパーなのです。

 

選手は練習時からキロ3(100mを18秒)以内で走らなければならないわけですが、
そうなると彼らがシューズに求めるものは、
まず“軽さ”です。脚を素早くさばかなくてはならないので当然でしょう。

 

そうなるとシューズはどうしても薄くなります。
メーカーもそのニーズに応えるべく、より軽いものを開発してリリースします。

 

今までは選手達もそれを求めて履いていました。

 

確かにシューズが軽くなる事は大きなアドバンテージです。

 

が、それには大きなリスクも伴います。

 

それは“クッショニング”です。

 

軽く薄くする代わりに、クッショニングと言う部分にはある程度目を瞑らなくてはならなかった。

 

でも、それはそういうものだと認識していたからさほど気にはして来なかったわけです。

 

そこで登場したのが、
“軽いと薄い”、“厚いと重い”の常識をひっくり返したヴェイパーフライネクストパーなわけです。

 

軽いのに衝撃も吸収してくれる、
しかもカーボンプレートの反発ももらえて楽に速く走れる。

 

夢のようなシューズ。
いや、夢では無く現実に登場したわけだから。

 

これを履かない手は無いでしょう。

手と言うか“足”か。

 

コーチや他のトレーナーとよくヴェイパー談義になるのですが、
練習やレースでの選手の大失速が減った。
故障者が例年より減った。
と言った意見もよく耳にしました。

 

ボク自身も治療の時に触ってみて、
筋肉の張りや関節付近に付着する腱の硬さが以前より和らいでいるなぁと感じたランナーが多くいました。

 

ポイント練習を以前と同じタイムでこなしてもダメージが少ないので、すぐにリカバリー出来、次の練習に繋げられる。

 

これは選手はもちろんだけど、監督コーチにとってもありがたい事で、最大の安心材料であり、闘えると思える大きな要素なんだと思います。

 

ボクの予想ですが、
今回の箱根駅伝で結果がとても良かったチームや選手は、この“楽に速く走れる”ということをいち早く認識して、これは行ける!とタイム設定をワンランクアップして日々の練習をして来たのではないかと想像します。

 

そうでなければ、今までの自分では臆するようなタイムでの突っ込みは出来ないんじゃないかって。

 

あの選手達の自信に満ちた表情での走りは、積み上げて来たからこそではないかって。

 

さて、次はみなさん最大の関心事。

ところで市民ランナーにヴェイパーってどうなの?
誰でも速くなれるの?
どんな人が履くといいの?
男子選手は多く履いているけど、女子選手には少ないの?
などについて書きたいと思ってます。

 

③へ続く

 

箱根駅伝とヴェイパーフライ①

 

今年の箱根駅伝では“やっぱり強かった”の青山学院が大会新記録となる10時間45分23秒と言う驚異的な総合タイムでの優勝を飾り、
各区間でも好記録が連発し、
7区間で区間新記録、その他の3区間も従来の区間記録に30秒以内に迫るタイムで、
往路も復路も、総合記録も大会新と、箱根駅伝は新たな局面への突入を予感させる驚きの大会となりました。

好記録が続出した背景には、
抜群の気候条件だったという事も有りますが、
もう一つ、話題のシューズNIKEの『ヴェイパーフライネクスト%』が大きく関わっていると言えます。

出場210人中177人、実に84.7%の選手がこのシューズを履いていたそうです。

このシューズの効果は、選手はもちろん、監督コーチも認めていて、
青学の原監督も『武器になる』とコメントしていましたね。

今大会の結果はヴェイパーにある、と言っても言い過ぎではないでしょう。

みなさんも、そんなに凄いの?そのシューズと気になるところでしょう。

今回はヴェイパーフライネクストパーの何がそんなに凄いのか、
“治療家トレーナーの目線”で解説したいと思います。

②へつづく

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10月1日からの消費税の税率アップに伴い、料金を一部改定させて頂きます。

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鍼治療一般 ¥6,800→¥6,900

鍼治療学生 ¥5,800→¥5,900

トータルコンディショニングケア ¥10,800→¥11,000

 

初診料¥2,000 と

BCTパーソナル50分(¥6,000)

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