2016年6月15日
世の中にはたくさんの趣味のスポーツ雑誌が存在します。
テニス・ゴルフ・ランニング・トライアスロン・フットサル・自転車・釣り・社交ダンスetc.
挙げ出したらキリが無いくらい。
数ある雑誌の中で、ランニング雑誌を見ていて気になる事があります。
それは、
頻繁に『故障(ケガ)特集』が組まれてるって事。
大きな特集あり、小さな特集もあり、
ランニング傷害について専門家が答えていたり、
ランニング傷害を克服したランナーの体験談が載っていたり、
とにかくケガ・ケガ・ケガ、故障の話ばかり。
表紙に「故障〜」とか「失敗しない〜」とか「脱〜」とか、
ネガティヴなワードが並ぶのを目にすると、ボクはちょっと気持ちがハァ〜と落ちます。
楽しい趣味のランニングの為の雑誌の特集がケガって。
他のスポーツの雑誌では、まず無いです。
普通は、戦術だったり、スキルだったり、選手・チーム成功例だったりがメイン特集ですよ。常に。
好きでやっている趣味で故障・ケガなんて、あまりにも悲し過ぎる。
そりゃあ頑張れば、その代償ってものは当然あるけど、
それにしたってランナーのケガが多過ぎる。
ボクから言わせてもらうと、
故障の原因なんてのは、
①warm upが間違っているか、足りない。
②フォームに無理がある。
③※warm downが出来ていない。
④疲れが溜まってる。取れていない。
⑤ちゃんと食べてない。寝てない。遊んでない。
⑥頑張り過ぎ。
この6つに尽きます。
と言うか、これさえバランスよく押さえておけば故障なんてしないと思っています。
そもそも、
ネガティヴワードを書く・見る・話す、
この行為が自分にネガティヴな事を呼び寄せるんですよ。
今日から、
ネガティヴな言葉は口に出さない。
これ大事です。
もっともっポジティブな言葉でいっぱいにすれば楽しいのに。
本もだけど、自分の心の中も。
ボクは治療家なわけで、故障して治療に来てくれる人がいるからこそ生きていけてるんだけど、
患者さんには1日でも半日でも早く良くってもらいたいと切に思っています。
帰る時に明るい顔と声になって帰ってもらいたい。
そして、早く治って、もう二度と同じ故障はしないでーって。
ボクがこの仕事をやってる理由はそれだけかも。
だから故障予防のBCTの普及にも力を入れているわけだし。
子供って毎日外で遊び回っても故障なんてひとつもしない。
なんでかって、
そりゃあ楽しいからでしょ。
“趣味”だからでしょ。
誰にも、何事にも、追われてないからでしょ。
子供は原点ですよ。全ての。
Enjoy Your Life !
※warm downについては後日書きます。