2019年8月5日
治療家トレーナー目線のランニングシューズレポート
今回はHOKAONEONEのニューモデル【RINCON(リンコン)】
まずはメーカー説明をどうぞ。
RINCONは波が滑らかなサーフィンスポットとして世界的に有名なカリフォルニアのリンコンをイメージした、ロードカテゴリーの新モデル。
シングルレイヤーアッパーや薄いタンで、ごく軽量なシューズに驚くほどのクッションを詰め込み、ソフトでスピーディーな走り心地を実現。スタイリッシュな非対称デザインのシングルレイヤーアッパーや薄いタンで、片足わずか218g(27cm)の軽量なシューズに驚くほどのクッションを搭載。ソフトでスピーディーな走り心地を実現しました。
トレーニングやレースにも使えるスピードも実現。速さとクッショニングを求めるランナーに最適なシューズです。オフセット5mm
HOKAのシューズというと、
CLIFTON、ARAHI、BONDIなどに代表されるような
ソールが厚底で幅広でクッショニングと安定性が群を抜いている。
しかしその分どうしても重量が出て重たくて(280g前後)、スピードを出すにはあまり適していないという感じだった。
HOKAでスピードモデルとなると、
TRACERやCARBON ROCKET、CARBON XのようなHOKAの本来売りであるの厚底安定のものとはコンセプトが違ったモデルになってしまっている。
決してこれらがダメだと言ってるわけではなく(ボクCARBON X欲しいもん)、HOKAONEONEの良さと言えば“ふわふわ厚底”だから別人みたいって事です。
では今回レポートするRINCONはどうかと言うと、
見ての通り“厚底”の流れを汲んでいるんです、これがまた。
見た目的にはCLIFTONに近いでしょ。
HOKAONEONE独自の前へ前へと重心移動を導いてくれるメタロッカーシステム、ふわふわ厚底クッショニングは継承されつつ、
それでいてRINCONは軽量に仕上げられているんです。(CLIFTONと40gほど、BONDIとは100gくらい違う)
こういうの期待して待ってました、ボク。
で、実際手に取りビックリ、履いてビックリ。
めちゃ軽い。見た目がポッテリしてるから尚軽く感じる。
↑このカカト後ろのヒモが優秀。履くのが楽。
早速履いて走ってみたかったけど、仕事のイベントの都合上走る間が無く、
イベントの合間に軽くアップしただけで1kmを1本行ってみた。
なんと!タイムは3分10秒。
これは最近の自分の走力的にはほぼベスト。
しかもトラックでは無く、四角い公園での計測なので、一桁とも評価出来るかも。
実際履いて走った感想ね。
とにかく軽いのよ、軽い。
そしてクッションが秀逸。これぞホカ。ホカオネオネ。
軽さの秘密は、アッパーやタンが薄くなった事とソールの素材と裏の補強ラバーが最小限にしてある事、インソールが取り外し式ではないのでその分薄くなっている、などが挙げられると思う。
今のボクのコンディションで1km3.10は上出来。
このタイムで走らせてくれたこのシューズは素晴らしい。
HOKAのシューズを履いているHOKAファンの人は買わない選択肢は無いと思う。
CLIFTONなどを練習シューズにして、RINCONをスピード用、または本命レース用にするっていう使い方はとても有効な気がする。
ただ、HOKAの厚底の系統なので“接地感”は全然ないです。ふかふかマシュマロが足と地面の間に鎮座している感じです。
まあ、このRINCONに限らずHOKAはそこは認識の上履くシューズですけどね。
反発も、カーボンやプラスチックが入っているわけでも無いので構造上の反発ではなく、ソールのクッションの素材での反発といった感じですね。
治療家トレーナーからの印象は、
軽さで速く走れて、それで柔らかさが関節に優しいシューズなので、
アスリートから走りはじめの人までどんなランナーにもオススメしたいシューズ
と言ったところです。
¥14,000+taxだし、買いですよ。
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