HARA KENSUKE

誰を治したかではない。

2018年11月9日

ボクの治療院には有名選手の写真もサイン色紙も一切飾っていない。

InstagramやFacebookなどのSNSに一緒に写った写真なども投稿していない。

有名な誰が来たなんて事はボクにはさして重要な事ではない。自慢する事でもない。

オリンピック選手であろうと、箱根駅伝の選手であろうと、市民ランナーであろうと、中学の部活生であろうと、スポーツをやっていない一般の方であろうと、

ボクにとっては皆んな同じ。

治療部屋で1対1で対峙すれば、いつでも真剣勝負。

“治してみせる!”“早く良くしてあげたい!”の気持ち以外何も無い。

この人は有名だから、この人治療したら自分も有名人になれる。

そんな邪心を持っていては治療家としての一流には到底なれない。

向き合うべきは、目の前にある傷害であり、目の前にいる人のココロだ。

治療をして良くなり、感謝の言葉を頂く事もあるけど、

その一方で、治し切れなかった人が、救えなかった人が1人でもいたならば、何一つ威張れないとボクは思ってしまう。

Instagramで、“◯◯選手が治療に来ました。”

“トレーニングに来てくれて、その後いい結果を出しました。”と公開する一方で、

私の事は治せなかったじゃない、と思い見ている誰かがいると思うと申し訳無い気持ちになる。

ボクは過去に来た治してあげた人の事よりも、治してあげられなかった人の事の方がずっと忘れられない。

そもそも、治した事、誰かが来た事を自慢したい為に、この仕事をしているわけではないし、

自分が有名になりたいわけではない。

名を残すべきはアスリート達であり、それを育てた監督やコーチやチームだからだ。

それがトレーナーであり、治療家だと思っている。

今日も明日も明後日も、

ハラハリを選んで来てくれる人達の為に頑張る!

トップアスリートの皆さんごめんなさい。

ボクは特別扱いはしないから。

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