HARA KENSUKE

市民ランナーに“最も”必要な事

2017年5月24日

 

他人と自分を比較しない事

 

 

市民ランナーの皆さんのランニングはあくまでも趣味

 

それを生業としているアスリートとは違います。

 

市民ランナーの皆さんのレースを見ればわかるように、

ほとんどの方が、自身が設定したペースをいかに守り走り切るかという事をミッションとして臨んでいますよね。

 

言わば、自分自身という相手に挑んでいるわけです。

 

ペースを守るという目標と自己記録更新という目的がとても近いところにあります。

 

想定したペースで最後まで押して行ければ、目標に達し、結果、目的を達する。

 

 

ここには他人は全く関わっておらず、完全に自分との闘い、自分への挑戦です。

 

一方、

アスリート達は勝つ為に走っています。

 

勝つ事が目的で、ペースを作ることは勝ち為のひとつの手段(目標)に過ぎません。

 

駆け引きのあるレースでは自分の想定以上のハイペースになる事もあるし、

牽制し合ってスローペースになる事だってあります。

相手を振り落とす為にペースを崩す事だってあるわけです。

 

必ずしもペースを守る(目標)と、勝ち取る(目的)が近いとは限りません。

と言うか、そういう事の方が稀です。

 

記録会ですら、入り、中間走、ラストと、ペースを切り替えて走っています。

 

気候条件や仕上がり具合がどうであれ、勝負の時は勝負しなくてはなりません。

 

何故なら…趣味ではないから。

 

選手は言い訳なしの結果が全てですから。

 

レースの失敗の言い訳をSNSに書く事はしません。

それはアスリートとして恥ずべき事ですから。

 

練習も公開しません。自分がメシを食うタネの手の内を明かすワケにいきませんから。

 

 

 

でも、市民ランナーの皆さんはいいんです。

 

何故なら…趣味だから。

 

仕事の事、家庭の事、練習の事、疲れや痛みの事、

レースで走る以前に上手く自分のコンディションをコントロール出来ない理由がたーくさんあるワケで、

 

そしてそれらを克服して成し遂げた時の達成感てハンパないわけですから。

 

と言うことはですよ、

人それぞれ、何もかもが違うって事なんですよ。

 

これまでにやってきたスポーツ、

いつから走り始めたか、

ランニングを始めた時にランニングのいろはについて習ったか、

身体の組成、

日頃の生活での姿勢やストレス、

カラダのメインテナンスをしているかいないか、

色んな事がコンディションを左右します。

 

年齢区分で順位を付けるなんて、なんともナンセンス。

 

一歳刻みでランキングを付けたり、価値を評価するスポーツや会社、社会ってありますか?

ない、ない。

 

年齢は数字に過ぎない by イチロー

 

ですよ。

 

確かに自分の位置を確認したり、あの人はどうなんだろうとチェックするのは楽しいです。分かります。

 

でも、そんな事で一喜一憂していてはダメです。

 

あくまでも向き合うべきは自分です。

 

比較すべきは昨日の自分です。

 

年齢のせいにしない!

 

年齢のせいにするくらいなら、マラソンなんてやめちまえー!

です。

 

だって年を取らない人なんていないんだから。

それでもね、人は進化出来るし、出来なかった事が出来るようなる。

 

自分がそこを諦めないかどうか。ただそれだけ。

 

 

誰かの練習の内容をSNSで目にして、負けたとか、自分はダメだとか、

そんな事思っていたらそれこそダメです。

 

練習で大切なのはメニューそのものより内容です。

 

決まったメニューをただこなすだけでは強くはなれません。

 

このメニューをやればサブ3とか、たったこれだけでマラソン完走、とか、そんなもんは存在しません。

 

みんな違うんです。

 

違うから面白いんです。

 

あなたがベスト記録出そうが出さまいが、地球に何か異変が起きるわけでも、陸上界に激震が走るわけでもありません。

 

思うような結果が出なかった事をSNS上で、皆様の期待に応えられずすみませんでしたとか詫びる必要なんてまるでナシ!

 

何故なら…あくまでも趣味だから。

 

趣味で故障したり、ストレスを感じたらあまりにも残念でしょ。

 

よく、マラソンは人生だ、と例えられますが、

違いますよ。

 

皆さんの人生そのものが人生なんです。

 

幸せかどうかは自分の心が決めてるんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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