HARA KENSUKE

時代は流れるが

2017年3月9日

以前に投稿した『原くん』の回、憶えていますか?

 

20年来お付き合いしている上野のおばあちゃんの話。

 

もう一度、または初めての方はコチラ

 

この方、上野で鶴の湯という銭湯を営んでいて(若い頃は番台にも座っていたようです)、

昭和の中期までは上野・入谷・横浜に計6つもの銭湯を持っていたとの事です。

 

時代の流れと共に一つ減り二つ減り、今では東上野の鶴の湯の一店舗のみ、自前のマンションの一階部分に残して経営されていました。

 

沸かしたお湯を循環させて浄化する所が殆どの中、鶴の湯はお湯を毎日入れ替えていることろに拘っていると以前説明してくれました。

 

先代から数えて今年でなんと創業100年だそうです。

(ちなみにその方、4月で91歳になります。)

 

先日の治療の時に、

最後の鶴の湯もついに先月末に閉めたんだぁと寂しそうに話しておられました。

 

実際の業務は、親戚筋のご夫婦に任せていたようですが、そのお二人もご高齢になられて毎日の業務が負担になってきた、というのが引退の理由のようです。

 

ボク自身、銭湯はランニングの時などによく利用させてもらったりして、落ち着いた昭和の雰囲気がとても好きです。

 

子供達をたまに連れて行くとやたら喜びます。

 

ですが、

時代の流れと共にどんどん無くなってきています。

 

お話を聞くと、後継者不足や燃料費の高騰、設備投資の問題など、存続させるには色々なハードルがあるようです。

 

ランナー向けに解放したり、リニューアルしたり、方針転換をしている銭湯もあり、うまくいっているところもあるようですが、

いずれにせよ生き残りは簡単では無いみたいです。

 

どの仕事もそうでしょうけどね。

 

 

なんだか急に銭湯に行って温まりたいなぁと思った夜でした。

 

 

 

 

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